韮山反射炉見学はガイドさんがおすすめ!アクセスに駐車場に見どころは?

お出かけ

韮山反射炉(にらやまはんしゃろ)が、 世界文化遺産に登録されました!

「明治日本の産業革命遺産」の一つで、静岡県伊豆の国市中にある反射炉跡です。

反射炉とは何でしょうか?

韮山反射炉へのアクセスや見どころをお伝えします。

 

反射炉が残っているのは、日本でここだけ

反射炉とは、銑鉄(せんてつ=砂鉄や鉄鉱石から作った粗製の鉄で、不純物を多く含む)を溶かして、優良な鉄を作るための炉です。

溶かした鉄は、鋳型(いがた)に流し込んで大砲などに加工されました。

つまり、武器製造のための炉なのです。

嘉永6年(1853)のペリー来航により、外国の脅威にさらされ、武器の製造が急務となり、各地で反射炉が作られました。

内部の天井がドーム状になった炉体部と、れんが積みの煙突から成り立っています。

銑鉄を溶かすためには、千数百度の高温が必要です。

そこで、溶解室の天井部分を浅いドーム形にし、そこに炎や熱を反射させて、一点に集中させ、
高温にできる構造に仕上げています。

反射炉という名前は、このためです。

炉体と煙突の部分を合わせた高さは、約15.7m。 実際に稼働した反射炉が残っているのは、日本でここだけです。 

 

韮山反射炉へのアクセス・入場料

■電車の場合・伊豆箱根鉄道『伊豆長岡駅』

1.新幹線で三島駅まで
  • 東京駅から三島駅(60分)
  • 名古屋駅から三島駅(1時間40分)
  • 新大阪駅から三島駅(3時間)

2.伊豆箱根鉄道で伊豆長岡駅まで 三島駅から伊豆長岡駅(20分) ・伊豆長岡駅からの無料シャトルバスあり。

   シャトルバスの運航日と時間

・伊豆長岡駅から徒歩の場合

韮山反射炉まで約1.8km、徒歩で約30分の距離。
途中に富士山が眺められ、ウオーキングコースとして最高ですよ。

伊豆長岡駅から韮山反射炉までのウォーキングマップ

 

■車の場合

1.東名高速道路または新東名高速道路で 『沼津インター』または『長泉沼津インター』まで
  • 東京から沼津インターまたは長泉沼津インター(約60分)
  • 名古屋から沼津インターまたは長泉沼津インター(約2時間30分)
  • 大阪から沼津インターまたは長泉沼津インター(約5時間)
2.伊豆縦貫道で『江間インターチェンジ』まで
  • 沼津インターまたは長泉沼津インターから伊豆縦貫道で
    伊豆の国市内『江間インターチェンジ』まで(約25分)
3.江間インターチェンジから『韮山反射炉』まで
  • 江間インターチェンジ⇒県道134号(静浦港韮山停車場線)
    市道⇒県道136号(函南停車場反射炉線)
    ⇒県道132号(韮山反射炉線)

*混雑を避けるために、推奨ルートを参照してください。

■駐車場有り

 

住所:静岡県伊豆の国市中字鳴滝入268

電話番号:055-949-3450

観覧時間:9時から16時30分

休館日:年末年始(12月31日~1月1日まで)

入場料金

大人 100円 (20名以上の団体 )90円

小学生・中学生 50円 (20名以上の団体 )45円

伊豆の国市民:無料

障害のある人:無料(1人に付き介添え2人まで無料)

公式サイト

 

韮山反射炉はなぜ作られたのか?

江戸幕府は、江川英龍(坦庵)に反射炉の建造を命じます。

英龍は、江戸湾海防の実務責任者で、江戸内湾への台場築造と平行して進めることに。

ペリー来航以前から、反射炉の研究も続けていたので、その知識を買われたのです。

しかし、蘭書の記述のみが頼りでしたので、反射炉を建造するのは非常に困難な事業でした

建設予定地は、最初は下田港に近い加茂郡本郷村で、(現下田市高馬)基礎工事が始まりました。

が、翌、安政元年に下田に入港していたペリー艦隊の水兵が、反射炉建設地内に進入する、という事件がおこりました。

そこで、急きょ、韮山代官所に近い、田方郡中村 (現伊豆の国市中)に移転することになったのです

反射炉は、連双式(溶解炉を二つ備える)ものを2基、直角に配置した形となっています。

四つの溶解炉を、同時に稼動させ、大型砲を鋳造するための工夫です。

安政2年(1855)、江川英龍(坦庵)は 韮山反射炉の竣工を見ることなく病死してしまいます。

後を継いだ長男の江川英敏は、反射炉の建造を行っていた佐賀藩に応援を求め、技師の派遣を要請しました。

その結果、安政4年(1857)11月にようやく完成! 着工から3年半の歳月が掛かっていました。

品川台場に28門配備され、鉄製18ポンドカノン砲や青銅製野戦砲などの西洋式大砲が鋳造され、元治元年(1864)に、その役割を終えました。

現在は煙突と炉跡が残っており、近代鉄鋼業発祥のシンボルとなっています。

近年の発掘調査では、砲弾の鋳型などが発見されています。

稼働当時は、反射炉の周囲に、各種の作業小屋や倉庫などが建ちならび、多くの職人が働いていたということです。

 

「てつざえもん」韮山反射炉PRキャラクター

 

韮山反射炉見学には、ガイドさんがおすすめ!

見学には、ガイドさんを依頼できます。

TVにも紹介された、とても優秀なガイドさん達で最年長の方は79歳!

単に見学するだけでは、わからない歴史の深さを知ることができ、世界遺産に登録された理由もわかるはず。

「ガイドさん概要」

  • 受付時間:9時00分~16時00分
  • 所要時間:約20分
  • 実施日:韮山反射炉の開園日
  • 1人のガイドが案内できる人数:約30人
    (韮山反射炉には5人のガイドが常駐しています)

ガイドさん依頼は、2週間前に予約をしてください。

    1. 「韮山反射炉ガイド申込書」(ワード:112KB)をダウンロード
    2. 必要事項を記入
    3. 韮山反射炉事務所にFAXで申し込む(FAX:055-949-3450)
    4. 韮山反射炉事務所から確認の電話を予約者にします。
    5. 予約完了

受付時間:9時00分~16時00分
お問い合わせ先:055-949-3450

 

夏休みの自由研究にも!

世界遺産に登録されてから、見学者は5倍になったそう。

もう一つの世界遺産、富士山も望める韮山反射炉へ、日本の産業革命の歴史に理解を深めるため、この夏、出かけてみませんか?

お出かけ
wakuwakuをフォローする
わくわくジャーナル