店からもれる灯を頼りに、
勉強をするホームレス少年の姿が、
フェイスブックで拡散されています。
夏休みの宿題で頭を悩ませる、
日本の子供達にも、ぜひ見て欲しい姿です。
マクドナルドからもれる灯りで勉強をする少年
場所は、フィリピン・セブ。
少年は9歳のダニエル・カブレラくん。
ダニエルクンの家は、火事で全焼し、
父親は死亡してしまいました。
今は、パートタイムで働く母親と、
7歳の弟と共に物乞いなどをして、暮らしています。
家が無くなってしまったので、家族は、
母親が働く食品の露店で、寝泊まりしているそうです。
学校へは行けているようですが、
夜になると電気がないため、近くのマクドナルドへ行き、
窓から漏れる明かりの下に、木の小さな椅子を置き、
そこに本やノートを広げて宿題をしています。
Joyce Gilos Torrefranca/Facebook
フェイスブックですぐに6000回シェア!
彼のそばを、たまたま通りかかった医学生が、
その姿を写真を撮って、Facebookに投稿したところ、
またたく間に、6千回以上もシェアされました!
この医学生は、
「もっと一生懸命勉強しなくては、と思いを新たにしました。」
「彼の姿を見て、より多くの人が奮起してくれることを願います」
と地元メディアの取材に対し、コメントしています。
フェイスブックには、
「当たり前だと思っている今の生活に感謝しなくては」
「不自由なく学校に行けたのは、幸運だったからなんだ」
と、多くの人が心打たれて、メッセージがゾクゾク!
支援の声も次々と!
「マクドナルドはダニエルに奨学金を与えるべき」
という意見もありましたが、
現在は慈善団体への連絡や、
クラウドファンディングの起ち上げなど、
ダニエルくんの姿に感銘を受けた人々が、
動き始めているとか。
マクドナルドも、彼らが水を貰いに来ると、
こころよく、あげているとのこと。
不幸にもめげずに、頑張るダニエルくんの姿は、
人々の心に大きく植えつけられたようです。
(出典元:http://jisin.jp/)